土嚢の会 2018.12.16

今年最後の土嚢の会は、ちょうど30回目でした。新規参加や遠方からのゲストもいて18人の参加がありました。



ペントアップ Pent-Up
(プレイ時間 各5−10分)
Pent-Up20181216.JPG午前中は初参加のゆれひさんと幾つか土嚢を遊びました。まずは分かりやすい「ペントアップ」です。パイルールのようなものがないので、どうしても後手が少し有利なのではという気がします。今回も2戦とも後手が勝利です。なお、最近出版された赤と青のバージョンを入れると4人でも遊べるようですが、どうなのでしょうか。

結果(*は先手を示す)
1戦目:自分 勝利、ゆれひ* 敗北
2戦目:ゆれひ 勝利、自分* 敗北



カウンタープレイ Counterplays
(プレイ時間 25分)
Conterplays20181216.JPGペントアップの三角形版で、直感的に分かりづらいので初めてボードを使ってみました。なお、ボードはルールの最終ページです。ネスターゲームズのサイトからもダウンロードできます。これが視覚的にかなり助けになり、プレイしやすくなったと思います。ペントアップの代わりにこちらを少しやり込みたいです。

結果:ゆれひ* 勝利、自分 敗北



コンヘックス ConHex
(プレイ時間 各10−20分)
ConHex20181216.JPG土嚢では人気がある「コンヘックス」です。エリアマジョリティーの要素があり、古き良きドイツゲームっぽさもあるからではないかと個人的には思います。初めて遊ぶゆれひさんが2回とも先手になりました。1回目はそれでも勝てたものの、2回目は中央を使った展開を意識しすぎて敗北。なかなか中央付近で戦うのは難しいですね。

結果
1戦目:自分 勝利、ゆれひ* 敗北
2戦目:ゆれひ* 勝利、自分 敗北



ヘックス Hex (デラックス版11x11)
(プレイ時間 20分)
Hex20181216.JPGゆれひさんとの2人土嚢対戦の最後のゲームは、古典的ゲームである「ヘックス」です。「ツイクスト」よりも日本では知名度が低いように思われますが、コネクションゲームの原点といえばやはりこれでしょう。ゆれひさんは初めてなのになかなか手強かったです。

結果:自分 勝利、ゆれひ* 敗北



フローズン フォレスト Frozen Forest
(プレイ時間 60分)
FrozenForest20181216.JPG前回の土嚢の会では遊べなかった新作「フローズンフォレスト」です。ミナ(少女)とユキ(雪の怪物)のかくれんぼというメルヘン溢れるテーマですが、ゲームはかなりマニアックです。そして、今回おそらくプレイ間違いがありそうなので、得点は参考までに。考え方が「ボールト」にちょっと似ています。

結果:2人ともミナで勝利(佐藤 19勝利、自分 60敗北?)



ナジャ Naja
(プレイ時間 55分)
Naja20181216.JPGあやかすさんと前回のゲームマーケットで人気だった「ナジャ」を遊びました。すべてが同じ形の蛇の形をしたナジャというコマで、トゥイッグのようなことをします。かがり火のルールが秀逸で、これによって迂闊なところに自分のナジャを置けません。途中で明らかに失敗した手を打ってしまい、最終的には10点差という大差で負けてしまいました。

結果:あやかす 21、自分* 11



チーム アップ! Team Up!
TeamUp20181216.JPGエッセンのヘルベチクのブースから買った立体ブロックを積み上げる協力ゲームです。遊び始めれば4人で遊ぶ必要はないですね。でも同じカードのセットでプレイを再現できるので、2人チームくらいで得点を競い合わせるのは面白いかもしれません。すべてきっちり収めるのが思いのほか簡単です。まあ、たまたまかもしれませんが。

結果:22(佐藤、土井、中村、自分)



オナガー Onager
(プレイ時間 各5−15分)
Onager20181216.JPG初参加の亀子さんとオナガーを2回遊びました。「ビラボング」を発展させたようなゲームで「ボールト」の元になったシステムと言えます。あっという間に遠くに飛べるようになるので、もう少しなにか制限をつけても良いのかもしれません。自分の最前線の守り方などは、「ボールト」に通じます。端から端までのマス目数が奇数なので、中央が非常に強く感じます。

結果
1戦目:亀子* 勝利、自分 敗北
2戦目:亀子 勝利、自分* 敗北



チェイス Chase
(プレイ時間 30分)
Chase20181216.JPGネスターゲームズでも発売されている古いアブストラクトゲームです。ダイスをたくさん使いますが、ダイスは数値を表すだけで振ることはありません。完全公開情報ゲームです。慣れてくるとどのような動きが有効なのかがわかってきます。結構シャープな展開なので、また持ってこようと思います。

結果:自分 勝利、風来の道化師 敗北



ハーケンシュラーゲン Hakenschlagen
(プレイ時間 25分)
Hakenschlagen20181216.JPGぎょにくさんとその友人のファミコンさんを交えて、4人でウサギのレースゲーム「ハーケンシュラーゲン」を遊びました。前回は最終順位まで決めたので長引きましたが、今回は1位が決まったらそれで終了としました。序盤では出遅れていたファミコンさんが、後半で一気に巻き返しての勝利。妨害要素もあり、長距離を進んだり、もぐらの穴で塞いだりと、楽しめるファミリーゲームだと思います。とにかくコンポーネントが良いですね。

結果:ファミコン 勝利、ミロ、自分、ぎょにく



ブレインズ ファミリー 城とドラゴン Brains Family: Burgen & Drachen
BrainsFamilyBurgen&Drachen20181216.JPGパズル「ブレインズ」を元にした多人数早時パズルゲームです。先に3回勝つのが目的ですが、勝った回数で難易度が上がるのが良いところだと思います。自分はまず2勝したのですが、そのあと一向に勝てずに手こずりました。慣れてくると面白いですね。おそらく毎年続編が出そうな気配がするので、期待します。

結果:自分 3、ミロ 2、ぎょにく 2、ファミコン 1



輪碁 Ringo
Ringo20181216.JPG「輪碁」はヘックスヘックスボードを使って遊ぶ囲碁のバリアントで、草場さんが紹介してくれました。空白ヘックスを囲む6個というドーナツ型を作れば勝利です。囲碁と異なり、例え相手が取れても当たりの場所には打てません。なので一眼で安全というわけです。なんとも変わったプレイ感覚ですが、思ったよりも面白かったです。ちょっと「スーザン」を思わせるところがありました。そういえば「スーザン」もしばらく遊んでませんね。

ちなみに隣りでは同名異ゲームの「リンゴー Ringo」が遊ばれていました。

結果
1戦目:草場 勝利、自分* 敗北
2戦目:自分 勝利、草場* 敗北
3戦目:自分* 勝利、草場 敗北



カバとワニ Hippos & Crocodiles + 拡張 バッファロー Buffalos
HipposCrocodilesBuffalos20181216.JPG単純配置ゲーム「カバとワニ」です。まずはミロさんと、そのあとは「バッファロー」拡張も加えて菊子さんと3人で遊びました。3人で遊ぶのは初めてかもしれません。2人だと置けなくなった方が負けなのですが、3人は最後に置いたプレイヤーが勝ち、ということがあとでルールを読み返して判明しました。つまり置けなくなったプレイヤーはパスして、最後に置いたプレイヤーが勝つということですね。これは2人のルールを一般化しているので良いと思います。てっきり負けを決めるゲームだと思っていたので、自分が負けたということだけはわかっています。

結果
1戦目:自分 勝利、ミロ 敗北
2戦目:ミロ(勝利)、菊子(勝利)、自分 敗北



このあと「ペントアップ」を1戦、そして最後にみんなで「ハイパーロボット」を遊びました。6人ほどで下のハンバーグステーキで食事をして解散! 来年も土嚢しましょう。

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