ゲームカフェぶんぶん 2018.05.10

パスタリー Passtally
(説明 10分 プレイ時間 50分)
Passtally20180510.JPGタイルを重ねてボードの端から端へ自分のコマをつないだ経路を作るパズル要素の高いゲームです。タイルは重ねて何層にもなることがあり、経路では通過したタイルの層数の合計が得点となるため、なるべく高く積んだタイルを通過するのが得策です。手番では公開されている3枚のタイルのどれかを置くか、4個ある自分のコマを2マスまで移動させるかのどちらかで、いずれにせよ、その後は経路を見て得点計算を行います。コマは4個あるので、幸運ならば経路が2つできます。層数の合計は三角数によって換算されて得点になります。

タイルを重ねておくのが結構難しくて、とくにボードの角だと発展の余地がなく絶望的です。良い経路を作っても、すぐに邪魔できてしまうので、次の手番にはまた1から考えるということになります。また、コマの移動が2マスまでなので、移動がなかなかできず、移動するのはたまたま1−2歩以内でより良い経路がすでにあるときに限られます。移動をどこでも良いとし、移動したかどうかに関わらずタイルは配置しなければならないとしたらどうでしょうか。また、最適解を探すところや、経路の得点計算は、まるで18xxの収支計算のようです。配当とか留保とか言いたくなります。ゲーム後半になると結構大変ですが、この辺りは仕方ないかもしれません。

コンポーネントは非常にしっかりしており、箱の収納がしやすくて大手の出版社なんじゃないかと思うくらい高いクオリティーです。色がカラフルで見た目も美しいです。またタイルが6種類しかないのは好感が持てます。

結果:キノ 56、一味 53、自分 50



頭脳絶好調 エクストリーム Ingenious Extreme
(説明 5分 プレイ時間 45分)
IngeniousExtreme20180510.JPGキノさんが持ってきてくれた八角形版の頭脳絶好調です。正八角形は平面を敷き詰められないので角には斜めに正方形が描かれています。なので、タイルは縦横のどちらかの方向にしか並べられず、斜めには並べられません。このあたりが非直感的ですが、慣れれば独特のタイル配置の感覚があり、面白いです。正八角形といえば「ノーチラス」を思い出します。

得点は8色あり、絶好調宣言は13点と低くなっています。8色を上手くマネージメントするのはかなり大変ですが、最後まで楽しめました。本来は名人が勝っていたと思いますが、一味さんが自分を潰さないでくれたので勝ってしまいました。

結果:自分 7−7−8−8−11−11−13−13、名人 7−7−8−8−8−8−13−13、キノ 4−4−6−9−13−13−13−13、一味 2−4−7−9−10−11−13−13



ザ マインド The Mind
(プレイ時間 15分)
TheMind20180510.JPG最近流行りの「ザマインド」を一回だけ遊びました。このゲームはプレイヤーやグループによってかなり異なるので、いろいろな人と遊ぶたくなるゲームの一つです。このグループでは初プレイでしたが、レベル4をクリアできたのはなかなか良かったのではないでしょうか。

結果:レベル4クリア



紙神経衰弱 Mekuttemo Mekuttemo Masshiro
(プレイ時間 15分)
Mekuttemo20180510.JPG去年(2017年秋)のゲームマーケットで売り切れて買えなかったのですが、今回ようやく手に入れたものです。ジジ抜き、カルタ、神経衰弱と3通りのゲームが遊べます。キノさんによれば、ジジ抜きが一番面白いということなので、ジジ抜きをプレイ。触りながら、これだ!と思って引いても、なかなか当たらなかったりして大変です。序盤は自分と名人がどんどん当ててリードしていきましたが、一抜けを果たした名人をよそ目に、自分はハズレばかり。ついにジジを持ったまま最下位になってしまいました。細かい差がわかるようになれば、面白いのではないでしょうか。よくこんなアイディアを思いついたと感心します。

結果:名人 1位、キノ 2位、一味 3位、自分 4位



紙神経衰弱拡張版 Mekuttemo Mekuttemo Masshiro Expansion
MekuttemoExpansion20180510.JPG「紙神経衰弱」の拡張版で、紙の種類が半分になっており、こちらだけでも遊べます。わかりやすい紙質が多いということで入門編には適しているのではないでしょうか。今回は、おまけとしてもらったマシュマロと同じ触感の紙「マシュマロ」を当てるというゲームを行いました。勝利した、名人と一味さんがマシュマロを獲得。マシュマロってこんな触感だっけ、と考えさせられました。




支離滅裂 Krass Kariert
KrassKariert20180510.JPG最後は「支離滅裂」で、これも結構最近よく見るカードゲームです。「ボーナンザ」式に配られた手札の順序を変えてはならず、その状態で1巡限りの大富豪を行います。カードは3枚まで出すことができますが、複数枚ならば手札で隣同士でなければなりません。出し方は、同位札かシークエンスのどちらかで、枚数が多いほど強く、シークエインスよりも同位札が強いです。パスをするときは、自分の前に表向きに置いてあるカードを1枚取って手札に加えます。この表向きのカードは2枚あるので、2回まではパスができますが、3回目のパスでアウトです。誰かがアウトになったらラウンド終了、複数ラウンドを繰り返し、アウトになった回数が4回になったプレイヤーが負けです。特殊カードがちょっと荒っぽい気もしますが、何度か遊んでみたくなりますね。

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