ボードゲームレルムDDT 2018.01.05

クリス クロス Kriss Kross
(説明 3分 プレイ時間 7分)
KrissKross20180105.JPGエッセンで購入したクニツィアの新作です。タイトルから「ダイスゲーム百科」に収録されている「クリスクロス」の焼き直しだと思っていましたが、ルールを読むとかなり異なるゲームです。6種類のシンボルが描かれた6面ダイスを2つ振って、そのシンボルを自分のスコアシートに書き込んでいきます。このとき、2つのシンボルが隣り合わせでなければなりません。より多くのシンボルを連続させて縦か横に並べれば最後に得点になります。2、3、4、5個のシンボルでそれぞれ2、3、8、10点です。縦横計10列の得点合計を競います。自分は完全に横列は捨てて、縦列で4個以上を狙って行きました。ちょっとシンプル過ぎるので、色々なバリアントが考えられそうですね。

結果:自分 36、bluerose 32、一味 20



プメルアインホーン ケクフェマラソン Pummeleinhorn: Der Kekfe Marathon
(説明 5分 プレイ時間 35分)
Pummeleinhorn20180105.JPGペガサスシュピーレから出版されたクニツィアの新作子供ゲームです。ダイスを振って動いた先のクッキーが捨てられてしまいますが、ダイスで「カード」の目がでれば、捨てられて散らばっている裏向きのカードから1枚取ることができます。なので裏向きのカードを覚えておくことが大切です。とはいうものの肝心の「カード」の目がほとんど出ず、特に最初の2ラウンドでは一度も出ませんでした。これではただの運のゲームです。3ラウンド目になってようやく「カード」の目が何度か出て、少しだけゲームらしくなりました。

結果:自分 22、一味 9、名人 7



猫と死体と12人の容疑者 A Cat, a Body and 12 Suspects
(説明 15分 プレイ時間 15分)
12Suspects20180105.JPGキテレツという出版社が出している推理ゲームです。絵柄は雰囲気があって良いのですが、肝心のゲームのシステムがなんとも考える余地がなく、結局、協議終了としました。最近は同人だけでなく、企業があらたにゲームを出すケースが増えているように思えますが、絵柄やテーマが良くても肝心のシステムが全くなっていないものが多くて困ったものです。

結果:協議終了



1920 ウォール ストリート 1920 Wall Street
(説明 15分 プレイ時間 80分)
1920WallStreet20180105.JPGこの日のメインテーマです。前回は説明中に睡魔が襲ってきて、プレイ中も何をやっていたのか覚えていなかったのですが、今回もやはり睡魔が襲ってきました。それでもルールを理解して、前回よりは全貌が見えた状態でスタート。株のゲームなのに毎回1枚しか売れないことや、株価の上下はカードのドラフトでしかないこと、それをコントロールする手段がほとんどないことなど、どうにも引っかかる部分が多いです。場に出ているカードはほとんどがプレイされるので、なりゆきにまかせるしかないという感じがします。株を売るとき、そして増資するときに限ってカードが破棄されます。株のゲームは好きなのですが、ダイナミックさに欠け、なんとも歯がゆい感じがします。これは、そんなに評価されるべきではないのでは?

結果:名人 92、一味 83、シミーズ 83、自分 38



すきもの Sukimono
(説明 10分 プレイ時間 25分)
Sukimono20180105.JPGこのあと、何を遊ぼうかということになり、4人の話し合いで「すきもの」がエントリーされました。久し振りですが、なかなか楽しかったです。最初に売り抜けに失敗したものの、以降はうまく1点もを買ったり先物買をしたりして、最後はシミーズさんのミスで棚ぼた的に1点差の勝利。全員が慣れてくると戦略性がどこまであるのか難しいところですが、ユニークなゲームであり、また近いうちに遊びたいものです。

結果:自分 50、シミーズ 49、一味 43、名人 21



アニマル マインド Animal Mind
(プレイ時間 30分)
AnimalMind20180105.JPGまったく期待していませんでしたが、予想外に面白かったゲームです。毎回めくったカードを裏向きに誰かに押し付けます。そのときカードのスートか数字を正直に言わなければなりません。押し付けられた方は受け入れるか拒否するかを選べ、拒否されるとカードはめくったプレイヤーのものになります。こうして4スートのうち3スートだけを集め、最後のカードをできるだけ大きな数字にします。なぜなら得点は最後のカードの数字と枚数の積だからです。また4スート目を受け取ると一番カード枚数の多いスート1つを破棄しなければなりません。なので受け入れたいときと拒否したいときがあるというわけです。面白いのは各自3枚の受け入れ/拒否カードがそれぞれ前に並んでいて、受け入れの面が表になっていれば受け入れ可能、拒否の面が表になっていれば拒否が可能というようになっています。そしてその後裏返します。つまり3枚全てが受け入れや拒否だったら、選択肢がないのです。いろいろ細かい所はデベロップ不足な気がしますが、このシステムを基本にしてもっとメリハリをつければ良いのではないでしょうか。

結果:シミーズ 18、一味 15、名人 13、自分 9

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