ハグルパーティー 2017.02.18

秋山さんの主催で19人でのハグルパーティーが行われました。ハグルを全部で6回も遊ぶ回ですが、うち1回は自分がマスターをしました。ハグルのマスターをするのは初めてで、準備は大変でしたが社会実験のようで見ていて楽しめました。



ハグル Haggle
(説明 各5−10分 プレイ時間 各10−25分)
Haggle20170218-1.JPG1戦目は、主催の秋山さんがマスターです。ハグルの説明や導入も兼ねた元祖シド・サクソンのハグルに少しだけ手を加えて18人で遊べるようにしたものです。秋山さんのオリジナルルールが3つ入っており、ルールカードに関するものなど秋山さんらしいと思いました。自分は10個のルールを集めただけで、あとはチップの交換に専念します。そして、なんと人生初めてハグルで勝利! やはりゲームは勝つと嬉しいものです。

Haggle20170218-2.JPG2戦目は、自分がマスターをしました。初めてのマスターです。特に名前はつけなかったのですが「投票ハグル」と呼ばれていました。その名の通り、最後に投票をします。全員同じ状態(5色のチップ5個ずつ)から始める、基本点(赤は1枚1点など)はなくチップ数の配分だけで得点を数える、12のルールから1人3つまで投票して上位3つのルールを採用する、というのが基本的なルールです。チップの配分にバラエティーを持たせる特性上、1人25枚という多い枚数になりました。いくつか考えた案から最終的に投票にしようと決めたのは前日だったので、それだけのチップを揃えるのが大変でしたが、ネスターゲームのコマを「オメガ」「ヴォロー」「クロス」から代用してなんとか各色90枚揃えました。プレイ時間は15分ですが、社会実験を見ているようで興味深かったです。すべてを青チップにしてしまうプレイヤーや、他のプレイヤーに「○番のルールにいれて!」と政治活動をするプレイヤー、さらには投票用紙を取引に使うプレイヤーなどもいて、「法廷(古代ローマの新しいゲーム)」みたいな一面もありました。最終的に「最も枚数の多いチップは1枚3点」、「一番少ない2色は1枚3点」、「色の種類数と最も枚数の多い色のチップの積が得点」という3つのルールが採用されました。配分を21−1−1−1−1にしたプレイヤーが174点で勝利!

Haggle20170218-3.JPG3戦目は、秋山さんがマスターの「虹色少年探偵団への挑戦ハグル」です。まずは団長を探す論理パズルから始まり、秋山さんと面会をして団長ということを証明しなければなりません。この論理パズルはメモを取る必要があまりないので、プレイアビリティーが高くて良いと思います。そのあと第2の封筒が渡されて今度はグループで様々なものを物々交換していくという、非常に凝ったハグルです。チーム戦や秋山さんとの面会というのは、前回の「幽霊島の殺人」を彷彿とさせます。自分が属した緑チームは、持っていた500円玉が非常な価値があることがわかって、なんと2位でした。

Haggle20170218-4.JPG4戦目は、翔さんがマスターの「人狼ハグル」です。人狼に参加しているという設定の登場人物13人のカードのセットを全員持ち、ルールはルールカードと発言カードの2種類あるのがポイントです。登場人物の発言によって、その人物がどの役割なのかを推理していかなければなりません。カード交換も一筋縄ではなく、役割を減らしたほうが得点になるとわかってからは、他人にカードをあげていました。得点が枚数の自乗になるオットーをあつめてトップを取ったと思いきや、ぺこらさんが計算を間違えていて実はペコラさんが1位でした。上位4人が非常に僅差でバランスが良かったと思います。

Haggle20170218-5.jpg5戦目は、大塚さんがマスターの「テストハグル」です。今回の会場は古い学校を使っており、教室での開催なのでシチュエーションとしてはぴったりです。バラエティーに富む質問に情報交換しながら答えていかなければなりません。あるなしクイズ、メンサに出てきそうなパズル、論理パズル、だじゃれ力を問う問題、さらにはマスターの女性観を推測する問題など、今振り返っても本当に色々な問題がありましたね。前回の「塗り絵ハグル」同様に、ペン集めや解答の色指定もあったりして、なかなか楽しめました。

Haggle20170218-6.JPG最後の6戦目は、佐藤さんがマスターの「4枚ポーカーハグル」です。エンペラーという聞きなれない役があり、基本点以外にボーナスで役の点数がガラリを変わってしまいます。どの役が得点が高いかを探るのはなかなか面白く、ハグルの王道という感じがしました。次回作も楽しみです。

6種類のハグルを1日で楽しめて、2次会でも色々なハグルの案が出ました。ハグルの世界は意外と深いかもしれません。ちょっと思ったのですが、昔開催されていたらしい、その場で誰もルールを知らない自作ゲームをみんなで遊ぶという「関東素人ボードゲーマー決定戦」に近いのかもしれません。未参加なので見当違いかもしれません。なにはともあれ、次回のハグルパーティーも楽しみです。

結果
1戦目(マスター秋山:シド・サクソンハグル):自分 102(1位)、デルギィ 82(2位)
2戦目(マスター自分:投票ハグル?):勝者不明 174(1位)
3戦目(マスター秋山:虹色少年探偵団への挑戦ハグル):赤チーム 448(1位)、緑チーム 370(2位)
4戦目(マスター翔:人狼ハグル):ぺこら 58(1位)、自分 53(2位)、sha 52(3位)、とりのみ 51(4位)
5戦目(マスター大塚:テストハグル):比良坂 80(1位)、自分 55(参考)
6戦目(マスター佐藤:4枚ポーカーハグル):大塚 60(1位)、自分 51(参考)

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