2人ゲーム会 2016.10.05

スリザー Slither
(プレイ時間 各30−40分)
Slither20161005.JPG「アクロン」を2次元にしたようなゲームです。遊ぶのはちょっと久し振りで、13路盤で遊ぶのは初めてです。キノさんに持ってきてもらった「ゴネクト」のボードで遊びました。目的は自分の対辺を繋ぐことです。斜めだけで繋ぐことはできず、必ずL字に繋がなければなりません。手番には自分のコマを1つ置き(強制)、そのあと自分のコマを1つ縦横斜めに1マス動かします(任意)。どちらを先にやっても同じことなのですが、動かすほうを先にしたほうが、置けば手番終了なのでわかりやすいと思います。なお、手番の途中で斜めに繋げても、手番終了時にL字になれば問題ありません。

やはりこのゲームも「アクロン」のように傑作です。ちょっとだけ慣れが必要ですが、もっと広まっても良いと思います。キノさんは「ゴネクト」よりも気に入ったみたいです。2戦とも後手の勝ち。

結果
1戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
2戦目:キノ 勝利、自分* 敗北



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 65&40分)
単一種族デッキ対戦の第51&52戦はブカ対ミミックスです。久し振りに前後戦を通して遊びました。

BlueMoon20161005-2.JPGブカでは、唯一の回収アイコン付きカードであるBuka03「アリオサ・パール艦長」は4−4のキャラクターということもあり非常に使い勝手が良いです。これによって、船やブラフでカードを消費しがちなブカのゲームの長さを調節できる役割になっています。また、強力なのは上陸する地震(Terrah29「地震誘発」)とも言われるBuka19「モラ・マーン艇長 - もし、このカードが上陸した船からプレイされたならば、今、私はあなたの戦闘エリアにあるカードをすべて捨てることができる」とBuka22「ドロラ・パール見張り番 - 今、私はあなたのアクティブなブースターカード、またはアクティブなサポートカードを、すべて捨てることができる」の2枚で、組み合わせれば相手を壊滅的に追い込むことができます。「海賊協会」ではBuka13,14,17 の「統一」「残虐」「忠誠」がミミックスに対しての条件を満たしやすいですが、そこまで使うチャンスは多くありません。

BlueMoon20161005-4.JPGミミックスでは Mimix29「恐怖の聖歌 - もし私が撤退したら、あなたはドラゴンを1匹少なく引き寄せる」が地味に強いです。ブカの強い攻撃を簡単にかわせてしまいます。またMimix15「野生のユニコーン」は攻撃値こそ3−3ですが、シールドアイコンが船からの大量攻撃を防げるというかなりのキーカードです。またMutant104「ネス・サー・ポット」は3枚以上のアクティブなカードなのでブカに対しては簡単に条件を満たすことができ、さらに相手がブラフカードを使っているときに元素を変えられるので非常に有効です。これを Mimix30-31「戦場の霊/冥府の霊 召喚」を使って戦闘エリアや捨札から再利用すれば、ブラフカードは怖くありません。

BlueMoon20161005-1.JPG第51戦は自分がブカ、キノさんがミミックスを担当しました。ブカを遊ぶのは久し振りということもあり、かなり色々とミスがありました。ブラフカードも船への積載もサポートカードとして行うので、通常は同時に両方はできません。1ディール目では、相手の攻撃値まで上げるためにブラフカードばかりつかっており、船の準備がおろそかになってしまいました。さらにはブラフカードで嘘をつきすぎて、それがばれて一気にドラゴンを3匹も取られてしまい、また船が出ていると使えないBuka23「グー・ラーの亡霊」を1隻目の船に乗せてしまったのもあまり良くなかったと思います。よって2隻目の船が出しづらくなってしまいました。結局そのままサドンデス負けで0対4。

BlueMoon20161005-3.JPG2ディール目ではキノさんが序盤からペアをガンガン決めてきて、炎9、炎9、大地8でなすすべもなく(ブラフで嘘をつく以外は)ドラゴンを3匹取られました。しかしそこから挽回です。相手の Mimix29「恐怖の聖歌」をBuka22「ドロラ・パール見張り番」で捨てさせて、Buka03「アリオサ・パール艦長」を使いまわして、最終的にはこちらがドラゴン2匹の3点勝利で、3対4まで追い上げました。ところが3ディール目は船に高い攻撃値のカードを載せすぎるなどの失敗もあって、3点負け。船の使い方は難しいですね。

BlueMoon20161005-5.JPG第52戦は自分がミミックス、キノさんがブカです。自分が好きなミミックスですが、キノさんはブカに慣れていることもあり、苦戦しました。ミミックスはペアを揃えるためにカードを探したり回収したりといったカードはすべて2−2なので、それを上回る3以上で攻撃することによってこちらのペアを揃える手段もなく、また手札には2−2のカードが溜まる一方というきつい展開になりました。こちらも結構ペアが揃ったのですが、相手の強力な船からの上陸(攻撃値9くらい)に対して防御できるシールド付きのMimix15「野生のユニコーン」を使ってしまったりなど、ミスが続いてドラゴンを3匹取られたまま終了。サドンデスではないものの0対4と追い詰められました。2ディール目ではキノさんは3隻の船にカードをうまく積載して、最後の3手でドラゴンを1つ取られてしまい、2点負け。0対6で敗北です。

結果
第51戦:キノ(ミミックス) 7(4x+0+3)、自分(ブカ) 3(0+3+0)
第52戦:キノ(ブカ) 6(4+2)、自分(ミミックス) 0(0+0)



コノビ Konobi
(プレイ時間 各10分)
Konobi20161005.JPG「スリザー」のように、正方形グリッドのボードでのコネクションゲームです。切り違いを作るのは禁止で、斜めに繋ぐにはちょっと複雑な条件があります。「斜めに繋ごうとしているコマの縦横には置けないか、置こうとすると別の斜めの連結ができてしまう」というときに限って斜めにつなげるのです。文章で書くと複雑ですが、少し遊ぶと慣れてきます。切り違いを解消する方法としては、それなりに理にかなっていると思います。切り違い禁止なので、斜めに繋げればL字に繋げることが確定します(多分)。もうちょっと研究してみたいゲームです。なおタイトルの「コノビ」はコスミ+ノビという意味らしいです。

結果
1戦目:自分* 勝利、キノ 敗北
2戦目:キノ* 勝利、自分 敗北



ホップ イット! Hop It!
HopIt20161005.JPG「ヤバラス」や「アクロン」のキャメロン・ブラウンがデザインしたチェッカーのバリアントのようなゲーム。飛べるのはカエルだけですが、自分のコマも飛び越すことができ、さらに飛び越されたおたまじゃくしはカエルになります。相手のカエルを飛び越すと捕獲できます。今回は、前回間違えたルールで遊んでしまった「強制ジャンプ」をきちんと取り入れて遊びました。つまり、相手をジャンプできるならば、それを優先しなければならないということです。

まあ悪くないのですが、インターナショナルチェッカー(ドラフツ10x10)でも十分かもしれません。

結果:キノ 勝利、自分 敗北

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