Abstract Strategy Game Society 2015.08.15

Polyphenic20150815.JPG第1部のゲームソサエティーでは「ポリフェニック(改訂版)」「ムーン・サン・エンジェル」「羊とペリカン(アングラー)」「ティク」「キャプテンフリントの財宝」「レッド」の6ゲームが発表、紹介されました。自分はクニツィアの「ティク」と「キャプテンフリントの財宝(シュピールボックス版の2人用ゲーム)」を紹介しました。「ティク」は好評でしたが「キャプテンフリント」は受けは今ひとつでした。面白いと思うのですけどね。

改訂版の「ポリフェニック」は透明なクリスタルコマを使ったり、三角柱コマを使ったりと工夫が見られます。さらなる期待ができるユニークなゲームだと思います。




第2部のゲームパーティーでは、川崎さんが仕入れた「デュプロヘックス」を3回遊ばせてもらいました。さらにネスターゲームズ版の「アメーバ」も遊ぶことができました。



デュプロヘックス Duplohex
(プレイ時間 各25分)
Duplohex20150815.JPGネスターゲームズのサイトに載ったときから気になっていたゲームです。作者は「カラニッシュ」のホセ・マニュエルです。7x7の菱形のヘックスボードにディスクとリングの2種類のコマを置き、どちらか1種類だけで自分の対辺を繋げば勝利です。面白いのはこの2種類のコマは同じヘックスに共存できるということです。

手番では自分のコマを置くか動かすかをディスクとリングそれぞれに対して1回ずつ行います。例えば両方を1個ずつ配置する、あるいは、ディスクを配置してリングを動かす、といった具合です。配置するのは空きヘックスのみです。動かすのは隣接ヘックスだけで、そこに既にもう1種類のコマが置かれていなければなりません。このもう1種類のコマは自分のでも相手のでも構いません。こうしてディスクとリングが共存したものはもう動かせず、ゲーム終了までこのままです。つまり、どのコマもゲーム中に最大で1ヘックスしか動かないわけです。

一度に2手打てるので、通常のヘックスでの繋がりはすぐにブロックできます。またもう1種類のコマがあるところにしか動けないというのが非常に秀逸で、かなり動きが制限されます。ヘックス系コネクションゲームの傑作ではないでしょうか。

まず、持ち主の川崎さんと1戦。そして「アメーバ」のあと、ちょうどゲーム会巡りの途中で現れた草場さん、そして久し振りに会うでへちゃんと1戦ずつ遊びました。

結果
1戦目:自分 勝利、川崎 敗北
2戦目:自分 勝利、草場 敗北
3戦目:自分 勝利、でへ 敗北



アメーバ Amoeba
(プレイ時間 5分)
Amoeba20150815.JPG「アメーバ」はギフトボックス(ロジィゲームズ)からも出版されていますが、去年ネスターゲームズ版が出ました。コマをそのまま動かすか分割するかというのがなかなか悩ましく、下手な手を打つとあっという間にやられてしまいます。

久し振りだったので、すっかり感覚を忘れておりあっけなく敗北。

結果:川崎 勝利、自分 敗北

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