ボードゲームサークル まんまる 2013.09.01

この日は当初アブストラクトゲームを遊ぼうという話があったのですが、場所がなかったことと人数が集まらなかったこともあってまんまるでアブストラクトを大量に遊ぶということになりました。そんなわけで普段のまんまるで遊ぶゲームとは違ったゲームばかりです。主催者の方々、大目に見て頂いてありがとうございました。なおネスターゲームズの袋が大量にテーブルに詰んであるのを見て、HTPさんは土嚢、だださんは米俵と言っていましたが、より多くの人に土嚢だと認知されていたようです。これからはネスターゲームズを遊ぶ会は土嚢の会とでも呼ぼうかと思っています。

以下は、自分が遊んだゲームのレポートですが、これ以外に「オナガー」「コンヘックス」「エパミノンダス」「ヘックス」なども遊ばれていました。




火星の庭 Gardens of Mars
(説明 5分 プレイ時間 35分)
GardensOfMars20130901.JPGまずはネスターではそれほど多くない多人数のダイスを使ったゲームです。ダイスの数によって選択肢が減っていくところなどは面白いと思います。あまり好きでないのはランダムに6色10ずつの花トークンを分けるところで、これは各色2-2-3-3と分ければ4人で対称的に異なるように分けることができて良いのではないかと思います。

結果:一味 59、キノ 56、ねんそ 51、自分 47



バトル フォー オリンパス Battle for Olympus
(説明 10分 プレイ時間 各35ー50分)
BattleForOlympus20130901.JPGねんそさんが遊んでみたいということもあって「バトルフォーオリンパス」を広げました。特殊能力が多く、その説明に少々時間がかかりましたが、一応アイコン化されているのでそれほど難しくはありません。ヒーロー(白)とクリエーチャー(黒)を交互に2回遊びました。今回はメドゥーサの能力が連続で2回もコピーされてボード上の3つのコマがフリーズされ、さらに殆どのコマの特殊能力をお互いに駆使した激戦が繰り広げられました。

結果
1戦目:自分(ヒーロ) 0、ねんそ(クリエーチャー) 8
2戦目:自分(クリエーチャー) 0、ねんそ(ヒーロー) 13



ヤバラス Yavalath (デラックス版)
(プレイ時間 各5-10分)
Yavalath20130901.JPG次はデラックス版の「ヤバラス」です。ねんそさんと2回遊んだあと、到着したばかりのkenさんを誘って3人プレイを1回遊びました(写真)。深紅の色のコマが非常に見栄えがします。次のプレイヤーの勝利はたとえ自分が負けても止めなければならないというルールが効いていて、3人も悪くないです。その後「ペンタラス」を挟んで、さらにkenさんと2人で3回遊びました。

結果
1戦目:自分 勝利、ねんそ 敗北
2戦目:自分 勝利、ねんそ 敗北
3戦目:自分 勝利、ken 2位、ねんそ 3位
4戦目:自分 勝利、ken 敗北
5戦目:自分 勝利、ken 敗北
6戦目:ken 勝利、自分 敗北



アクロン Akron
(プレイ時間 各5-20分)
Akron20130901.JPG
8x8の穴の空いたボードで遊ぶ、3D連結ゲームのアクロンです。一味さんとねんそさんに紹介する目的で全部で6回プレイしました。玉を置くか移動するかのどちらかで、移動のときに上にある玉が連鎖で落ちてくるのが非常にユニークなメカニクスです。このメカニクスはのちの「渋」にあるゲーム群の原点になっています。移動ばかりさせていると玉数が足りなくなるので、配置と移動のバランスがとても重要です。大分慣れてきたこともあり、今回は6戦6勝でした。

結果
1-4戦目:自分 4、一味 0
5・6戦目:自分 2、ねんそ 0



アッパーハンド Upper Hand
(プレイ時間 2ゲーム計5分)
続けて、同じマテリアルを使っての「アッパーハンド」です。7x7ができるように準備してきたのですが、この日は結局5x5しか遊びませんでした。先手後手を交代してねんそさんと1回ずつプレイし、予想通り先手が両方とも勝利です。おそらく先手と後手を1回ずつ遊んで合計を争うのが良いと思います。この日の場合はねんそさんの失点が低いので1-2でねんそさんの勝ちですね。

結果
1戦目:ねんそ 0、自分 2
2戦目:自分 0、ねんそ 1



マーゴ Margo (侍エディション)
(プレイ時間 各15-25分)
Margo20130901.JPG「マーゴ」は3D囲碁でマーブル+碁の意味だそうです。ブラウンが作ったゲームでは一番難易度が高く、かなり変わった思考を要求されます。自分の玉はボード上か2x2の土台の中央ならどこにでも置けます。グループがボード上のレベルで囲われると取られてしまいますが、このとき相手の玉が乗っているとゾンビとして生き残るのです。一眼でも上で相手を切れば二眼になるし、二眼でも相手に切られれば一眼になってしまいます。囲碁と違ってパスはできず、どちらかがプレイできなくなったらおしまいです。このとき、ボード上にある玉数の多いプレイヤーの勝利となります。

6x6が標準として通常版(忍者)とデラックス版(侍)の2種がネスターゲームズから売られています。写真はデラックス版で、これまで「アクロン」や「アッパーハンド」に使っていましたが、ようやく本来のゲームである「マーゴ」を遊べました。

最初は極力ゾンビを作らせないために気をつけていましたが、それよりも自分の地を確保する方が大切ですね。難しいですがとても面白いと思います。

結果
1戦目:自分 28、一味 6
2戦目:一味 31、自分 23
3戦目:自分 29、一味 13



ゴールデン ホーン Golden Horn: Von Venedig nach Konstantinopel
(説明 5分 プレイ時間 50分)
GoldenHorn20130901.JPG評判の良いコロヴィーニのゲームを漸く遊ぶことが出来ました。3隻の船をうまく操って6種類の交易品を集めていきます。ボードはコの字型で、両端が港になっており、一方の端で載せた荷物をもう一方に運べば良いのです。しかし途中には海賊の危険が待っています。

3隻の船には1-3色が割り当てられており、色数が多いほど進みが早いのですが、海賊にも狙われやすくなっています。手札を使って追加移動ができたり、他のプレイヤーに海賊行為を働くことができます。この直接攻撃はあまり好きではない要素ですが、まあこのくらいならぎりぎり許容範囲かもしれません。ボード中央に安全地帯があるのが良いです。

アブストラクトゲームを大量に遊んだあとだったので、頭がかなりぼーっとした状態だったのですが、あらためてまた遊んでみたいです。

結果:キノ 32、ねんそ 22、一味 17、自分 12



チグリス ユーフラテス 新版 Euphrat & Tigris (メイフェア新版 新マップ)
(プレイ時間 75分)
Euphrat%26Tigris20130901.JPGここで何人かをチグリスユーフラテスに誘ったのですが、断られてしまいKIさんと2人でプレイすることにしました。2人プレイはよくボードゲームギーク上では遊びましたが、実際のボードで遊ぶのは非常に久し振りです。使用したメイフェア版には3-4人用と書かれていますが、別にルールが変わったわけではないので2人でも問題なく遊べます。

モニュメントをお互いに建てずに牽制した状態が暫く続きましたが、戦争に勝利してリードを取り、以後も場をコントロールすることができたのが大きな勝因です。2人も楽しいですね。またお願いします。

結果:自分 31-31-32-40、KI(貴) 16-16-20-30



マネー Money (ゴルトジーバー版)
(プレイ時間 15分)
Money20130901.JPG最後は5人で「マネー」を遊びました。少々久し振りですが、手軽で考えどころのある良いゲームですね。スコアシステムさえ理解しておけばルールは驚くほど少なくて、誰にでも遊べる良いゲームだと思います。この頃にはアブストラクトゲームとチグリスユーフラテスで頭がかなり疲れていたこともあって結果は振るいませんでした。

結果:一味 840、キノ 520、自分 420、KI 390、ねんそ 310



ごいた Goita
まんまる終了後は恒例の「ごいた」です。前回同様にHTPさんと組み、ごいたガールズことだだ&こじこじペアと対戦しました。HTPさんが眠そうだったので不安だったのですが、いざ始まるとHTPさんの大活躍で自分はサポート役に徹しました。2戦2勝でした。

結果
1戦目 HTP&自分 150、だだ&こじこじ 10
2戦目 HTP&自分 150、だだ&こじこじ 30

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