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２週間前に引き続き、ビートさん主催のボードゲーム研究会でのゲーム会に参加してきました。開始は午後１時でしたが４時半に到着。６時間ほどたっぷり遊びました。



原始の生活 Jäger und Sammler
（説明　１０分　プレイ時間　８０分）
２００９年に出版されたゾンビゲドンとほぼ同じゲームとして、翌年アミーゴからリリースされました。リメイクというよりは、ゾンビゲドンはアメリカ向け、原始の生活はドイツやヨーロッパ向けといったマーケットの違いによる販売戦略だと思われます。本質的に異なるルールは道タイル／バリケードタイルに関するものだけです。ゾンビゲドンではバリケードタイルと呼ばれ、プレイヤーのコマが一切入ることができなかったのが、原始の生活では道タイルと名前を変えて自由にコマが入れるタイルとなりました。なお１枚の道タイルの上には、複数のプレイヤーが留まることはできません（つまり点数タイルと同様の扱いです）。細かいルールについてのレビューはゾンビゲドンのレポートを参考にして下さい。

原始の生活は今回で通算２度目のプレイ。グラフィックアートは原始の生活の方がゾンビゲドンの数倍優れており、タイルの視認性も抜群です。前半では４つのコマのうち２つが割とすぐに動けなくなったりと、かなりの失敗をやらかしたと思ったのですが、後半で挽回して最終的には１点差でトップになることができました。ゾンビゲドンも含めてこのゲームで勝ったことがないのですが、今回初勝利です。これほどシンプルなのに悩ましいと全員に好評でした。

結果：自分　１０３、なるお　１０２、ビート　９４、ばば　８４



帝国 Imperium（古代ローマの新しいゲームより）
（プレイ時間　各１５分）
６人目が到着するまでになにか短時間でできる５人用ゲームはないか？　ということで、持参した古代ローマの新しいゲームから「帝国」をエントリーしてみました。同時アクションの陣取りで短時間で悩ましいジレンマを感じることができます。自分以外は全員初プレイ。１ゲーム目は８と９の両方のエリアに手を出してしまったのですが、なんとか勝ちきることができました。２ゲーム目は途中で自分のチップが１つしかなくなるというミスを犯してしまい敗北。このゲームはＧＭＴから再販された「ローマ」にも収録されています（少々ルールが異なっていますが）。

結果
１ゲーム目：ハセガワ　１８、自分　１８、まいきぃ　１６、ビート　１４、なるお　１４
２ゲーム目：なるお　２０、まいきぃ　１６、ハセガワ　１５、ビート　１４、自分　１４



大競技場 Circus Maximus（古代ローマの新しいゲームより）
（プレイ時間　３５分）
ここで６人になったので３人ずつに分かれました。ナルオさんが「帝国」の裏面にあったレースゲーム「大競技場」に興味を持っていたようだったのでエントリー。３人だと少し緩い部分もありますが、最後まで接戦で楽しめました。最後の詰めをあやまってしまい、最下位。完全情報なので好き嫌いが分かれるゲームですが、自分の中ではレースゲームの五指に入ります。これも再販された「ローマ」に収録されています。

結果：まいきぃ（１位）、なるお（２位）、自分（３位）



ブルームーン Blue Moon
（プレイ時間　各ディール２５分）
なるおさんが「ブルームーンが遊んでみたい」ということもあり、自分も久し振りに遊びたかったので２人と４人に分かれました。結局最後までこの日はブルームーンを遊んでいました。実はブルームーンの日本語シール版を遊ぶのは初めてです。この素晴らしい仕上がりの和訳シールは今日のホストであるビートさんが作ったものです（当データベースにファイルがあるので興味がある方はダウンロードしてみて下さい）。まずは基本セットに付属してくるヴァルカとホアックスです。特殊能力テキストの少ないヴァルカをなるおさんが、テキストが多めのホアックスを自分が担当しました。１ディール目になるおさん率いるヴァルカが３点、２ディール目は自分のホアックスが３点と３対３になりました。このまま５点勝負まで続けても良かったのですが、折角なので他のデッキも遊ぼうということになり、今度はなるおさんがミミックス、自分がピラーで勝負しました。１ディールで時間切れとなりましたがピラーの勝ち。なるおさんはかなり気に入ったようですが、絶版で非常に入手困難なのが残念です。このゲームこそホビージャパンに日本語版を出して欲しいのですが、それは夢のまた夢なのでしょうか。

結果：
１ゲーム目：ナルオ（ヴァルカ）３、自分（ホアックス）３
２ゲーム目：自分（ピラー）２、ナルオ（ミミックス）０



終わってみればクニツィア４連発でしたが、とても楽しむことができました。体調が少し悪かったのがゲームを遊んでいるうちに良くなってしまったようです。