ゲームテーブルとゲーム棚 ワシントンDC編

2004年にメリーランド州からバージニア州に引っ越したとき、引っ越しの様子と絡めて、ゲームテーブルとゲーム棚、という記事を書きました。その翌年、2005年にはワシントンDCのサウスイースト地区に引っ越して、そのまま現在まで同じ場所に住んでいます。それから既に5年、様々なゲームを交換、売買し、だいぶゲーム棚の様子も変わりましたので紹介します。

まずはゲームテーブルです。2004年の記事で書いたとおり、イケア IKEA で購入したもので、非常に気に入っています。普段はダイニングテーブルですが、円形から楕円形にテーブルの脚を動かすことなしに拡張できるので、人数に合わせて臨機応変に変えています。3人や5人などの奇数人数でも円形だと等間隔で座れるのも魅力です。これはドメモなどを遊ぶときには結構大切な要素です。円形だとカードゲームにはちょうどいい大きさだし、楕円形だと、レイルロードタイクーンやカラバンデ(ピッチカー)を遊ぶこともできます。おそらくゲーマーにとっては理想のテーブルだと思います。偶然にもDCゲーマーズのサイモンが同じ理由で同じテーブルを持っており、のちにはショーンやローラも同じモデルのテーブルを購入していることからもゲーマーの間での人気の高さが伺えます。残念ながらこのモデルは生産中止になってしまったのですが、中古のものをオンラインの個人売買などで探すことはできるようです。4つあるうちの椅子が1つ壊れてしまい、折りたたみ椅子で代用しています。

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左:円形テーブル時  右:拡張中


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左:折りたたみ式の中間部  右:楕円テーブル時


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この家は古くからの row house と呼ばれる長屋で、細長い作りなのですが、嬉しいことに地下室があります。同居人たちは使い道がないというので、地下室はゲーム置き場となってしまい、これがゲームが増えた一番の原因です。置き場所がなければそれなりに考えるのですが、置き場所があるとそれだけであまり考えずに買ってしまった時期もあります。地下室への階段はこんな感じです。

1つ目の棚は階段を下りたところにあります。4段で、コンクリートブロック12個と木の板8枚を積み上げています。ブロックは1つ1ドルくらい、木の板は1枚5ドルくらいです。これらを積み上げただけなのですが、北米東部は地震がないので安心です。ラベンスバーガーの標準サイズの大箱が縦向きに入るのが魅力で、普通の本棚よりもゲーム収納向きの棚間隔になります。最初は2段の棚を2つくらいだったのですが、徐々に買い足していき、こんなに巨大になってしまいました。

Shelf1.jpg最上段:アレア中箱、アレア小箱、ピアトニク小箱、ラベンスバーガー小箱、メイフェア、バレーゲームズ、ヘクサゲームズ
上段左側:アレア大箱
上段右側:雑多なメーカー
中段左側:モスキート、ブラッツ、ギプフシリーズ
中段右側:フェイス2フェイス
下段左側:コスモス正方形大箱(カタンシリーズ、ケルトシリーズ)
下段右側:コスモス正方形大箱(指輪物語シリーズ、頭脳絶好調シリーズ)

Shelf1-side.jpg並べるにあたっては、デザイナー別やテーマ別なども考えたのですが、やはり出版社別で同じサイズの箱を並べることにしました。なお、下段のさらに下は1段分空間が空いています。以前大雨のときに水びだしになった痛い経験があるので、ここにはゲームは置きません。

1つ目の棚の右のコンクリートブロック内の空間には、カードゲームを入れています。アミーゴのカードゲームなどが入る大きさです。つり下がっているのは「ドメモ」と「浅草」の袋です。

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2つ目の棚(写真右)は1つ目の右隣にある小さな棚です。上には地下室の小さな窓があり、窓辺にはアドルングシリーズのゲームを並べています。ここには、入りきらないゲームや缶入りゲームなど、小さめのサイズのゲームを中心に置いています。

3つめの棚(写真下)は、1つ目と2つ目の棚がある壁の右隣の壁に面しています。1つ目の棚と同じコンクリートブロックと木の板を組み合わせた4段の棚です。

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最上段:超大箱(棚に入らないゲーム)ポラリティー、タイクーン、FXシュミットなど
上段左側:アミーゴ、アバクス、2F
上段右側:ハンス準大箱
中段左側:ラベンスバーガー
中段右側:ハンス大箱
下段左側:ゴルトジーバー
下段右側:クイーン、シュミット、ハバ

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その右隣の4つ目の棚は、もとからこの地下室に置かれていた本棚です。

最上段:アウトオブボック、R&R(写真外)
上段:プロリグノ、コスモス2人用
中上段:バンブス、ウーバープレイ、日本製ゲーム
中下段:GMT、ファンタジーフライト、プレイルームの小箱
下段:18XX、子供用ゲーム
最下段:パズル、子供用ゲーム

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5つ目の棚は一番最近のもので、友人からもらいました。階段下に置いています。

棚上:アバクスエクスルーシブ(木箱)、ネスターゲームズ
上段:FXシュミット、ラベンスバーガー小箱
中段:ラベンスバーガー、dbシュピール、TSRアブストラクト
下段:アバクス/リオグランデ、カシノシリーズ

GryphonGames.jpgこれで地下室はおしまいですが、普段よく遊ぶゲームなどを、リビングルームに置かせてもらってます。グリフォン本棚シリーズは同居人のチェス版の隣に置いています。結構見栄えがします。もう10番目が出たのですが、まだ手に入れていません。

BlueMoonDrawer.jpgゲームテーブルの隣の引き出しにはブルームーンやロストシティ、フリンケピンケ、皿洗いゲーム、ハーベスト、アールエコリサイクルなどが入っています。

10DaysSeries.jpgその隣には10デイズシリーズやトランスアメリカなど同居人と遊ぶゲームが置いてあります。この棚の上には、ボーナンザの木箱が2つあります。もともとはボーナンザの拡張セットをすべて収納するための箱らしいのですが、アミーゴサイズのカードゲームが綺麗に入るので、よく遊ぶカードゲームを中心に入れています。

BohnanzaBox1.jpgBohnanzaBox2.jpg

カードゲームはかさばらないので良いのですが、引っ越しをするときのことなどを考えると、もう少し数を減らさなければと思います。これはボードゲーマーに共通する悩みなのかも知れません。また数年後には棚の中身も変わっているかもしれませんね。

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