TGC 2006.09.07

ほぼ1年振りのTGC参加です。ブルームーン、キャッシュアンドガンズのあと、今日のメイン指輪物語ボードゲームを拡張セットを入れて5人でプレイしました。



指輪物語ボードゲーム Lord of the Rings - 拡張セット 敵たち Friends & Foes
LordOfTheRingsFriendsAndFoes.JPG「敵たち」は一番初めに出た拡張セットです。シナリオボードが2面増えて全部で6面になり、30枚の敵カードが加わりました。勝利条件が増えて、指輪を破壊する代わりに敵を全部倒しても勝利となります(軍事的勝利)。他にも、追加のガンダルフカードや各ホビットの一度だけの特殊能力なども追加されました。

敵カードはメインボードとシナリオボードの間に置いていきます。敵の出現条件は2つあって、サイコロを振って「カードを2枚捨てる」が出るとカードを捨てる代わりに敵が2枚、またイベントタイルの最初の1枚が行動ラインのシンボルだと敵が1枚現れます。これによってイベントタイルをめくると必ず悪いことが起きるようになりました。プレイヤーの手番終了時に敵カードが8枚以上あるとゲームオーバーなので適度に敵を倒していかなければなりません。倒す条件は敵によって異なり、ライフトークンを捨てる、誘惑ラインを進む、ある種のカードを捨てるなどです。また自分の手番を使うことで1枚無条件で倒すことも出来ます。特殊カードを使わない限りはもっとも新しく現れた敵からしか倒せないので(キューではなくスタックですね)、早めに対応していかないとあっという間に強力な敵が8枚目になったりします。

追加されたボードはブリー村とアイゼンガルドで1つめと3つめのシナリオになります。メイン行動ライン上でのスコアを見れば分かるとおり、この2つのシナリオは最初から計画されていましたがゲームが長くなるので拡張にすることになったようです。ただし、シナリオボードをショートカットできる箇所が4つあります。これを最低1つは使わないとゲームに勝つことは難しいようです。

ショートカットとメインボード、シナリオボードの関係は以下のとおり。ショートカットの条件は、敵カードがいないことの他、ある特殊カードが必要だったりとさまざまです。ショートカット直後は必ず敵カードが4枚現れます。

M.袋小路屋敷 Bag End
1.ブリー村 Bree
M.裂け谷 Rivendell
(敵がいなければモリアとロスロリアンをショートカットできる)
2.モリア Moria
M.ロスロリアン Lothlorien
3.アイゼンガルド Isengard(ヘルム峡谷ショートカットのイベントあり)
(敵がいなければヘルム峡谷をショートカットできる)
4.ヘルム峡谷 Helm's Deep
(敵がいなければシェロブの巣をショートカットできる)
5.シェロブの巣 Shelob's Lair
6.モルドール Mordor
(注意:Mはメインボード、1-6は6つのシナリオボードを表します。うまくいけばヘルム峡谷とシェロブの巣の両方を連続してショートカットできます。)

今回は「友と敵」は通算5回目のプレイ。マイクの強い意見でサウロンのレベル10(上級)からのスタート。ブリー村は実は難所です。まだ裂け谷に行く前なので特殊カードやシールドが全くない状態です。特に印蜜の行動ラインを終了していないと、3つ目のイベントで終了していない分サウロンが誘惑ラインを進みます。今回はここは何とか乗り切ったのですが、次のイベントで各プレイヤー、戦闘1とシールド1を捨てることが出来ず、さいころを何度も振る羽目に。ここで敵が恐ろしい数で増えていき、敗北(写真参照)。ブリー村で死ぬとは!このゲーム、あなどれません。

気分を変えて2ゲーム目。モリアとロスロリエンを避けるショートカットを使ったのは結局良かったのか悪かったのか。(ロスロリエンでのカードは各プレイヤー1枚しかもらえなくなる)でもそのおかげで5人中2人はモルドールまでたどり着き、そこで最後の敵を倒して、軍事的勝利となりました。5人だと2人よりは幾分やさしいと思いますが、それでも難しいですね。いつかは指輪を破壊して勝利したいものです。

結果
1ゲーム目:12 (ブリー村6+倒した敵6)
2ゲーム目:85 (モルドール50+倒した敵30+シールド5)

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