さと~さんと遊ぶ

  土曜日はさと~さんがカーリングをしているというので、興味があり参加する予定だったのですが、練習時間が朝の7:45からということで、頑張ったんですが起きれませんでした。というか確信犯に近く、遅刻してとりあえず見学しました。練習場ではかなりの人がいて大変楽しそう。カーリング自体がボードゲームに例えるとアクションゲームなので、戦略性など見ているだけでも引きつけられます。さとーさんを含めて氷上で簡単に移動したりプレイしているを見てるとすぐできるのかな~?っと錯覚してしまいますが、氷上はすごく滑りやすいのでコメディー映画のようにこけそうでした。 w

  その後はさとーさんと僕の弟と一緒にミニゲーム会をしました。遊んだゲームはLOTR対決、ZERTZ、暗闇のフロア、エクスペディション、シャングリラの橋、ドラクエ 銀のタロット、ピコ、アンギャルドです。LOTR対決は僕の周りではみなさんが2人ゲームの一押しと勧めるので購入したばかりだったのですが、偶然にもさとーさんが持参してきたので早速プレイ。善側と悪側に別れて遊びます。僕は最初に全体的に有利とされている悪側で始めました。キャラとルールの全部は把握していないのですが、基本は大変簡単です。僕は遊ぶ前にヒットポイントとかあるのかなー?と思っていたのですが、そんな物は無くて、苦手キャラに当たられたら即死してしまいます。<これは新鮮でした。 簡単に説明するとガイスターと軍人将棋を足したようなゲームです。軍人将棋とか将棋だと字が書いてあるだけの駒なので、そんなに感情移入しませんが、対決の場合はLOTRのキャラなので、善側を遊んでいると死なれるとショックが倍増します。 w さとーさんとの対決ですが、フロドが攻守変わっても大活躍でした、一端山越えをしたフロドは特殊能力を使って左右に逃げてモルドールまで一直線に行きゲームセットです。僕が善をやった時も善側はフロド以外全員死亡し、悪側が徐々にシャイアに近づきましたが、間一髪でフロドが抜け出てモルドール入りしました。途中でフロド以外が死んだときには”もうこの辺で指輪落としていいですか?”となんども命乞いをしてました。 w 二人ともフライングナズグルが死んでたのがいけなかったのですね。

どうする?フロド~
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  次に遊んだのは暗闇のフロア、前回遊んだときも3人だったので今回も別に問題ないかな?っと思っていたら、若干勝負が早くつきすぎて盛り上がりには欠けました。まず弟にコーヒーを与えなかったのがまずかったですね。なんか寝不足らしくローテンションのままなので、ぴりっとした動きが出来なかった。 w あとは引いたタイルがことごとくさとーさんに味方していました。 =) 2ラウンド目早々にさとーさんが3人脱出させて簡単に終了してしまいました。人数が多ければもう少し盛り上がる展開になったと思います。少ない人数の場合モンスター2匹とかのバリエーションを作っても良いかも。その辺もモジュラーに出来たゲームなのでどういう風にでも改良はできます。

  弟がコーヒー及び昼飯を補給したあとにエクスペディションをプレイ。クラマーの隠れた名作で、世界の遺跡が描かれているカードはその情報自体はゲーム上で全然必要が無いんだけど、大変美しくできています。3人で遊んでも成り立つのかな?っと心配でしたが、意外と目的地に行けないもんですねー。うまーく進路が進んでいると思ったら、とんでもない方向に曲がっていくので唖然とします。また自分の行きたい所ばかりに集中していると、相手は好き勝手に自分の目標を達成してしまうので、攻守の切り替えが必要です。僕の敗因は(もう負けを白状しますが)、チケットカードはいつでも手に入ると思ってチケットを使い切ってしまったことです。チケットカードが無いと手番は一つの進路しか開けない場合が多いので、つぎにカードをもらおうとか緑の分岐点に止ろうと思っても意外と行けなかったのです。さとーさんもアジアの北の方に目的地があったらしいのですが、苦戦して結局弟が勝利しました。コーヒーパワーが効いたんですね。
スコアは 弟 17ポイント 僕 9ポイント さとー 12ポイント でした。

行きたいところへいけない
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  つぎにプレイしたのはシャングリラの橋。僕の好きなレオ・コロヴィーニの新作です。新品なのですが、今回も橋が一本足らなかったです。最近コンポーネント運に見放されています。 w このゲームはかなりドライでアブストラクトなゲームです。コロヴィーニ道ましっぐらと言う感じで、運の要素は全くありません。シャングリラの橋はメカニクスが少しクランスに似ています。もちろんプレイ感は全く違うのですが、クランスを発展させて、戦略性を持たせたのがシャングリラの橋という感じです。ゲームの系統的にはエルグランデ、サンマルコ、囲碁に似ています。このゲームのキモであり弱点は3人または4人専用のゲームといところです。ちょうど3人で遊んだ訳ですが、スゴい裏切りや協力関係が連続的に起こりました。出る杭は打たれる、ゲームで優勢に見えるプレーヤーはすぐさま他のプレーヤーの即席タッグチームに襲いかかられます。この時も最初はコロヴィーニ信者である僕が当然リードしていました。他の二人はまだゲームに慣れようとしている段階で手いっぱいだったので。次に勢力図は弟に傾き、最後の最後でさとーさんが僅差で勝ちました。僕自身はコロヴィーニ信者なので、大変楽しめました(この辺、コロヴィーニ好きでは無い人は話半分で聞いてください)。さとーさんと弟も割と気に入った様子でした。三国志好きの弟は、絶えず裏切ったり同盟を築いたりする関係が三国志にあるお話のようなので、楽しめたとの事です。客観的に言うとアブストラクトで運の要素が無いので、そういったゲームが嫌い、または楽しめない方にはまったく向いていません。また勝ち条件が他人にゆだねられるキングメーカー的な状況も発生しそうです。シャングリラの橋はアブストラクトなゲームですが、師匠>弟子を取る>弟子がのれん分けして自ら師匠になるというテーマが見事にメカニクスとして再現されているので良いと思いました。このゲームは僕の手にした初のウーバープレイ社のゲームになったわけですが、コンポーネントも割と良くできていましたし、上々の滑り出しなのではと思いました。
スコアは弟 23点 僕 24点 さとー 27点

隊長!大変です橋がなくなってます!
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  その後はさとーさんの持ってきたドラクエ 銀のタロット>ピコ>アンギャルドを遊んで、この日は終了しました。銀のタロットはどーなってるのと聞きたくなるように減点の多いトリックテイクするカードゲームでした。お約束のように未曾有の減点により僕が負けました。 w この日、唯一勝てたのはピコだけという負けっぷりでした。さとーさんありがとうございました~。
スコアは弟 -200点 僕 -740点 さとー -20点

  エクスペディションと暗闇のフロア以外の今日の感想は初回プレイを元にしていますので、プレビューと思ってください。ゲームバランスや面白さは面子によっても変わると思いますので、ちょっとだけの参考にする程度にお考えください。

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