TGC 2003.12.18

12月18日は今年のTGC最終日でしたが余り人も来ず閑散としてました。2時間半ほどしかいませんでしたが3ゲームプレイしました。

まずはクニツツィアの軽めのカードゲームゼロ Zero をスコット、デボン、ダークと4人でプレイ。暫く前にボードゲームギークの交換で手に入れて以来、なかなかプレイ機会がありませんでしたが、今回やっとプレイすることが出来ました。7スート1-8までのカードを9枚ずつ配って5枚は場札にします。残りのカードは使いません。なるべく手札が低い点数になるように、手番には、手札と場札を1交換していくだけなので、トランプゲームの51を思い起こさせますが、それよりもずっとよく出来ています。まず51と違い、山札が無いのでプレイヤー全員の手札と5枚の場札は全体としては変わりません。同スートか同数字が5枚以上になると0になるので9枚のうち5枚同スートと同数字があって1枚は共通というのが理想的で、最高の0点になります。また、複数枚ある同数字は一度しか数えないので、同スートを集めるのは同数字を集めるよりも危険です。例えば、同じスートを4色持っていて5枚目が出ないと痛いことになります。パス(ノック)が2回あると、あと一巡で終了なのですがノックのタイミングが難しいです。どこでゲームが終わるのかの見極めができずに、4枚ずつ2スート持っていたのは失敗でした。4人プレイなので4ディールで終了としましたが、思ったよりも難しいゲームでした。スコットが0を二度達成して16ポイントで勝利。僕は59ポイントで最下位でした。

次に、デイブと2人でポラリティー Polarity をプレイ。カナダ製の磁石で傾きを作るゲームで、2人用のアクションゲームとしては非常に良く出来ていると思います。各自25枚のマグネットオセロのようなコマを持ちます。手番には自分の色の磁石のまわりに半分浮かせるように磁力を利用した傾きを作らなければなりません。傾きを作ることに成功するか、ほかの磁石とくっついてしまうと相手の手番に移ります。時にはわざと自分の傾きを崩したり、相手の基盤となる磁石にくっつけて相手の手持ちの磁石を増やしたりと思ったよりもいろいろな戦略があって面白いです。得点は2以上の高さの自分の磁石で残った手持ちの磁石は相手の得点になります。

今回はボード上では11対12で勝っていたのですが、2個手持ちが残っていたため13対12の僅差で負けました。

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その後、デイブ、デボンと3人で庭園 Der Garten des Sonnenkoenigs をプレイ。これはちょっと前にAllgames4youから届いたギュンターコルネットの風変わりなオークションゲームで、Le Jardin のリメイクです。競り落とした値段によって次のオークションの対象となるマスが決まるというのが斬新です。24あるマスは色々な建物や花壇の一部を成し、ある建物や花壇がすべてオークションで買われるとボーナスと決算が行われるので、どのマスを次にオークションにかけるかで色々な思惑が絡みます。ちょっと相場がわかりにくかったのではじめ高く買いすぎて負けてしまいましたが、みんなが相場をある程度わかっていると面白いと思います。あまり時間もかからないので、もう一度近いうちにプレイしたいですね。デイブが序盤に安く競り落としたのが後々まで効いて129で圧勝。2位のデボンは73。僕はまた最下位で53でした。今日は負けてばかりでしたが楽しめました。

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